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「SEO」が気になる その2
ウェブサイトには実際見えてくるビジュアル的な部分と、そうでない部分があります。プロではないので詳しくは分かりませんが、そのそうでない部分をデザイン(構築)することによって、検索エンジンが表示する検索結果をある程度操作できるというのです。

実際プロジェクトが完了し、実際のカタチになるまでには、様々なプロセスを経ています。ボツになってしまったアイディアもあれば、予算の関係で思い通りのものにならなかったもの、また多くの要望によって、その条件を満たすためにコンセプトの濃度が薄まり、クリアに表現できなかったものなど様々です。そういった一連のストーリーを知る関係者とそれを全く知らない第三者では、情報量が違うため、同じ空間・物に触れた時の印象は異なってきます。

特に検索エンジンの場合は、分析するのはアルゴリズムというプログラム、実際見るのは人間というプロジェクトの関係者と第三者以上の差があります。こういうことって情報社会では、ウェブ以外でも至る所にありますが、両者のバランスを取ってデザインするのは、非常に難しいことです。

勿論「SEO」対策をメインにすれば、見えてくる視覚的なデザインも限定されてきます。ちょっと調べてみたところ、サイト内で言えば検索キーワードが出現する率や位置、フォントの大きさ・太さが重要なようです(他にも様々な技術があるようです)。勿論テキストで検索する訳ですので、当たり前と言えば当たり前です。ただ、これは実際人から見える意匠的デザインで解釈すれば、写真や動的なものは適しないし、レイアウトさえもある程度決まってくるオリジナルに欠けたものになってしまいます。

だからといって、検索しても全く引っかからないデザインでは、どんなに意匠的に優れたデザインであっても誰も見てくれない自己満足なサイトになってしまいます。「SEO」対策に特化させるのもデザインだし、人間の目から見える、または人間が体験することに特化させるのもデザイン。でも、それを評価する側の指標によって、その評価は180度変わってしまう。デザインという言葉が非常に広義であることを改めて感じます。
でも実際にはその両者の指標が相反しているのではなく、むしろ同調しているという難しさがそこにはあるんですよね。

人間が創り出したネット空間だけあって、人間の社会と似た構造に近づいている気がします。難しい世界ですね。
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by liquid_architects | 2009-03-13 18:23 | hiroki matsuura
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