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「ラザールダイヤモンドブティック銀座本店ファサード」について
今日は、ラザールダイヤモンドブティック銀座本店ファサードについて書きます。

まず高級ブティックが建ち並ぶ銀座の中心地ということもあり、季節によって装いを刻々と変える街並みを取り込み、表情を変えていくようなファサードにしたいと考えました。賑わいある周辺風景やライトアップされたビルや電飾看板等の眩い光がパネルに映りこむことで、照りや反射・屈折といったダイヤモンドの持つイメージを顕現化させることができると考えたからです。

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そこで、敷地境界線とビル躯体との距離がほとんどない敷地条件のなか、高さ15mmで統一した大小異なるサイズの多角錐形状のアルミパネルの集合によってできた外装とし、稜線の傾きが各々異なる多面体を無数につくり出しました。幾枚もの多角錐形状のアルミパネルの高さは、全て15mmの統一となっているのですが、形状・サイズが全て異なるため、重心と各頂点を結ぶ稜線の傾きが各々異なります。稜線の傾きが各々異なることで、映り込む街の風景や光が面ごとに全て微妙に異なってくるのです。

立体的な多面体ではなく、ファセットのわずかな傾きによって生じる複雑な映り込み、反射を抽出することによって、ダイヤモンドの透明感のある純粋で洗練されたイメージを引き出すことができたと思います。

ちなみに、多角錐形状のアルミパネル間には、赤色LEDと白色LEDが内蔵され、
プログラムによって赤から白へと緩やかに変化します。ブランドのコーポレートカラーである黒(パネル)と赤(照明)を配したファサードと金属パネルの重厚感、そして多面体に映り込み反射する多彩な光・像は、ブランドの哲学を体現した外装となったと思っています。
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by liquid_architects | 2009-03-11 18:40 | hiroki matsuura
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